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アンドリーセン・ホロウィッツとベインが大型ベンチャーキャピタルファンドを調達

アンドリーセン・ホロウィッツとベインが大型ベンチャーキャピタルファンドを調達

ジョン・クック

マーク・アンドリーセン

今月初め、資金が少数のプレイヤーに集約されるにつれて、大手ベンチャーキャピタル企業の一部が規模を拡大し続けているという記事を掲載しました。そして今週、ベインキャピタル(大統領候補のミット・ロムニー氏がかつて投資していた企業)とアンドリーセン・ホロウィッツ(ネットスケープの創業者マーク・アンドリーセン氏が設立した企業)が2つの大型ファンドを組成したというニュースがあり、この傾向は続いているようです。

シアトル地域のAdReadyやInrixといった企業を支援しているベイン・インベストメントは、ニューヨーク・タイムズ紙が同社史上最大のファンドと評した6億ドルの資金調達に成功した。一方、アンドリーセン・ホロウィッツはさらに15億ドルを調達し、同社の総資本は27億ドルに達した。

アンドリーセン・ホロウィッツは、ベルビューに拠点を置くApptioのほか、Twitter、Facebook、Groupon、Zyngaといった大手企業の支援者でもある。

「当社は、世界最高のテクノロジー起業家が世界最高のテクノロジー企業を築くことを支援できる独自の立場にあり、まさにそれをやろうとしているのです」とパートナーのベン・ホロウィッツ氏はブログ投稿に記した。

これら2つの新しいファンドを合わせると、ベンチャーキャピタル会社が前四半期に調達した資金のほぼ半分に相当し、38のベンチャーキャピタル会社に56億ドルが流入した。

注目すべき興味深い動向の一つは、マドロナやボイジャー・キャピタルなどシアトルの小規模ファンドが資金調達の道を歩み、成功するかどうかだ。