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ウーバーは、従業員であるか否かをめぐる争いが続く中、ドライバーに退職計画の支援を提供している。

ウーバーは、従業員であるか否かをめぐる争いが続く中、ドライバーに退職計画の支援を提供している。

カート・シュロッサー

Uberの運転手
(Uber経由)

ウーバーの運転手たちは、自分たちが従業員とみなされるべきかどうかなどの問題ですでに同社と争っていたが、配車サービス会社ウーバーが運転手に退職計画の支援を提供すると発表したことで、水曜日に救いの手が差し伸べられた。

Uberはブログ投稿で、オンラインロボット投資会社Bettermentと提携し、シアトル、ボストン、シカゴ、ニュージャージーなど一部地域のドライバーはUberアプリを使用してBetterment IRAまたはRoth IRAを最初の1年間無料で開設できるようになると発表した。

ウーバーによれば、ドライバーは最低口座残高なしで始めることができ、ベターメントの専門家は「あらゆるスキルレベルの投資家に投資プロセスのすべてのステップを案内する」という。

Uberは、このサービスは当初は特定の地域のみを対象としていたが、同社のプラットフォームで運転するドライバーに特典を提供するドライバー特典プログラムの一環として、まもなく全国展開される予定だと述べた。

Uberアプリ
(Uber経由)

先週、サンフランシスコの連邦裁判所判事は、運転手らが従業員としての扱いを求めているカリフォルニア州での3年前の訴訟で、ウーバーの1億ドルの和解の申し立てを却下した。

またシアトルでは、ウーバーやリフトのような配車プラットフォームの運転手が組織化して団体交渉を行うかどうかを決定できるようにする画期的な労働組合法の施行に向けて市が取り組んでいる中、同社は運転手に関する測定基準の提示を要求していることを批判している。

それに加えて、運転手付きのUberの車の将来は危うい状況にあり、CEOのトラビス・カラニック氏はUSA Todayに対し、同社が自動運転車の将来に向けてより良い態勢を整えていると語っている。