
アマゾンは荷物配達ロボット「スカウト」のルートを南部の2都市に追加して拡大
アマゾンは荷物配達ロボット「スカウト」のルートを南部の2都市に追加して拡大

(アマゾンフォト)
カート・シュロッサー著

車輪の付いたクーラーボックスのような荷物配達ロボット「Amazon Scout」は、このテクノロジー大手が同デバイスのテスト市場を拡大し続ける中で、新たに2つの都市に進出する予定だ。
同社は火曜日、スカウトがアトランタとテネシー州フランクリンで運行を開始すると発表した。スカウトは2019年1月にワシントン州スノホミッシュ郡で運行を開始し、昨年8月にはカリフォルニア州アーバインで運行を開始した。これらの地域では今後もフィールドテストが継続される。
アマゾン・スカウトの副社長ショーン・スコット氏は火曜日のブログ投稿で、スカウトはコロナウイルスのパンデミックの間も運営を続け、同社が増加する顧客需要に対応するのに貢献したと述べた。
「アトランタとフランクリンを既存の事業所に加えることで、スカウトデバイスは現在とは異なる気候のさまざまな地域で運用できる機会が得られる」とスコット氏は述べ、アマゾンは企業オフィスや物流施設を通じてこれらの地域で大きな存在感を示していると付け加えた。
Amazonによると、Scoutでも他の注文と同様に配送オプションが利用可能で、プライム会員には当日配送、翌日配送、翌々日配送が含まれる。シアトルのAmazon研究所で開発されたロボットは、自律的に配送ルートをたどり、現在はAmazon Scoutアンバサダーが同行している。