
Opal、大手ブランドのソーシャルメディアキャンペーン制作管理を支援するため800万ドルを調達
テイラー・ソパー著
ポートランドを拠点とし、企業のソーシャルメディアキャンペーン制作の効率化を支援するスタートアップ企業 Opal Labs は本日、シアトルを拠点とする Madrona Ventures が主導した 800 万ドルのシリーズ A 資金調達ラウンドを発表した。

Opal Labsは、この新たな資金を活用して、大手ブランドがソーシャルメディア上のコンテンツをリアルタイムで計画・管理できるソフトウェア「Opal Moments」の開発を継続します。同社はまた、来年の今頃までに従業員数を倍増(30名)させる計画で、年内にポートランドのパール地区に新オフィスを移転する予定です。
「今回の資金調達は、過去4年間にわたり顧客の悩みを解決する製品を開発してきた当社の進歩と成功、そしてその結果としてますます多くのグローバルマーケターに採用されてきたことを証明するものです」とオパール社長のスティーブ・ジャンニーニ氏は述べた。
Opal Momentsは、マーケティングチームがクラウドベースのプラットフォーム上でソーシャルメディアコンテンツを制作することを可能にします。このプラットフォームには、コラボレーションとコミュニケーションを可能にするビジュアルカレンダーが搭載されています。クライアントにはNike、Burberry、Levisなどが名を連ねています。
2013年にポートランド・シード・ファンドを卒業したオパールは、今年初めにオレゴン・エンジェル・ファンドが主導するシードラウンドで210万ドルを調達しました。現在、調達総額は1,000万ドルを超えています。
同社は、ソーシャルメディア分野で躍進を遂げているポートランドのスタートアップ企業群の一つで、Chirpify、Little Bird、Janrainなどがその例です。Opalの競合相手は、シアトルのSimply Measured、Inside Social、そして8,300万ドルを調達しVocusとCisionに売却されたVisible Technologies、そして2011年にSalesforceに買収されたRadian6など、多岐にわたります。