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現金供給が減少する中、マイクロビジョンの損失は続く

現金供給が減少する中、マイクロビジョンの損失は続く
マイクロビジョンのPicoPプロジェクター

マイクロビジョンは、どうやら損失を削減できないようだ。ビジュアルディスプレイ技術とピコプロジェクターのメーカーである同社は本日、第1四半期の損失が980万ドルに達したと発表した。これは前年同期の900万ドルから増加している。一方、第1四半期の売上高はわずかに増加し、170万ドルとなった。

さらに懸念されるのは、マイクロビジョンの現金および現金同等物が3月31日までの期間に1,300万ドルから680万ドルに減少したことだ。同社は昨年秋、現金供給が減少していると警告していた。

「当社は、特許取得済みのPicoP技術への投資とそれに伴う運営費の削減を活用したライセンスおよびロイヤリティ事業モデルにより、PicoP Gen2ディスプレイエンジン技術を今年中に提供開始するという目標を達成できる立場にあると確信しています」とマイクロビジョンの社長兼CEOであるアレクサンダー・トクマン氏は声明で述べた。

レドモンドに本社を置くマイクロビジョンは過去1年間で価値が80パーセント下落し、現在の時価総額は3,900万ドルとなっている。

GeekWireの以前の記事:マイクロビジョンのCEOトクマン氏は、株価下落の「痛み」にもかかわらず、2012年に「有言実行」を約束した。