
シアトルのソーシャルコマーススタートアップLockerzが3000万ドルの巨額資金調達
ジョン・クック著

先週、LockerzのCEO、キャシー・サヴィット氏はGeekWireに対し、同社の今後の資金調達計画に関するニュースは「引き続き注目」する必要があると語った。そして、そのニュースが漏れ始めている。10代から20代の若者をターゲットとするシアトル発のソーシャルネットワーキング企業は、SECへの提出書類によると、新たに3,000万ドルの資金調達を行った。同社の投資家には、元マイクロソフトCFOのグレッグ・マフェイ氏やシリコンバレーのベンチャーキャピタル、クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズなどが含まれる。この資金調達は、70名のスタートアップ企業である同社が急成長を遂げている中で行われた。同社は幹部の増員や新サービスの投入を進めている。
申請書によると、同社は最大4,500万ドルを調達する可能性があり、もしそれが実現すれば、シアトルで最も資金調達額の多い消費者向けインターネット企業の一つとして、Zillow.comに挑戦状を叩きつけることになるかもしれない。Lockerzはこれまでに3,000万ドルを調達している。ちなみに、シアトルのオンライン不動産会社Zillow.comは、これまで累計8,700万ドルを調達している。
元PR・小売業幹部のキャシー・サヴィット氏によって設立されたLockerzは、毎月約3,700万人のユニークビジター数を記録しています。同社は、ソーシャルネットワーキング技術と共に成長してきた10代から20代の若者、いわゆるZ世代をターゲットにしています。
「私たちは、ユーザーが好きなことへのエンゲージメントに対して実際に報酬を得られる、真っ先に訪れる場所になりたいのです」と、サヴィット氏は先週GeekWireに語った。これには、ショッピング、動画視聴、友人とのコンテンツの共有などが含まれる。