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アマゾンの球体にオウムは生息できるのか?元ハリウッドマダムのハイディ・フライスが知りたい

アマゾンの球体にオウムは生息できるのか?元ハリウッドマダムのハイディ・フライスが知りたい

カート・シュロッサー

2011年のドキュメンタリー『ハイジ・フライス:売春婦からオウムまで』に出演するハイジ・フライス。(アニマルプラネット掲載写真)

アマゾンのシアトル市内のキャンパスにある「ザ・スフィアズ」の中に非常に大きな「鳥の巣」があるが、ハイディ・フライスの希望にもかかわらず、そこにオウムが巣を作っているのを見ることは期待できない。

1990年代に高級売春宿を経営していたとして逮捕され、「ハリウッド・マダム」として有名になったフライス氏は、ピュージェット・サウンド・ビジネス・ジャーナル紙によると、ユニークな問い合わせを行ったという。同紙は月曜日、フライス氏がシアトルの「ザ・スフィアズ」について最近耳にしたことをきっかけに、アマゾンとの提携について支援を求めてきたと報じた。

フライス氏は、現在ネバダ州の砂漠にある自宅でコンゴウインコの保護活動を行い、一種の保護区を運営していることで、再び半ば有名になっている。2011年にはアニマルプラネットのドキュメンタリー番組「ハイジ・フライス:売春婦からオウムへ」の題材となった。フライス氏は、飼育する鳥たちは檻の中よりも、木の上にいるテック系労働者たちのいる場所の方が落ち着くと考えているようだ。

アマゾンスフィア
シアトルのザ・スフィアズにある、木々の上にあるアマゾンの人々の集いの場「鳥の巣」。(GeekWire Photo / Kurt Schlosser)

スフィアは1月にオープンし、アマゾンの住民(そして限られた時間内に一般の人も)が都会の環境の中で自然と触れ合える場所となっています。ガラスで囲まれたジャングルには、30カ国以上から集められた4万本の植物が植えられています。滝や小魚、4階建ての高さのリビングウォール、そして球状のものの一つに開けられた穴から落とされた高さ55フィート(約17メートル)のイチジクの木などもあります。

気候はコスタリカやインドネシアの高地を模倣している(熱帯鳥類にとってはなかなか良い環境だ)が、球体の中には動物は生息していない。園芸チームの害虫管理プログラムの一環として、害のある害虫を駆除するために有益な虫がいくつか投入されているが、鳥が球体の中に入り込むのは、おそらくドアが長時間開いたままになっているためだろう。

そして、ニューヨークタイムズ紙のフライス氏と彼女の生活状況に関する記事の記述からすると、ノートパソコンを使う技術労働者が気を散らすようなことは起こらないようだ。

「[フライス氏]はネバダ州パーランプに住んでいて、ケージから出したまま家の中を歩き回り、餌や時には寝床を分け与えてくれる20羽のコンゴウインコの世話に追われています。彼らは鳴き声をあげ、たくさんの糞を残しますが、不思議なことに、すべてフライス氏に話しかけているのです。オウムたちは話せるものの、ほとんど口を挟むことができません。」

シアトルの球体。(GeekWire Photo / Kaitlyn Wang)