
スティーブ・ジョブズの追悼式典に集まった弔問客の中にビル・ゲイツ氏もいた
トッド・ビショップ著

ニューヨーク・タイムズの報道によると、今週末スタンフォード大学で日曜夜に行われたアップルの共同創業者スティーブ・ジョブズの追悼式には、多くのIT企業幹部、ハリウッドスター、政治家らが参列し、マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏もその中にいたという。
ロイター通信は、スタンフォード大学メモリアル教会の外の様子を伝え、参列者は「数十台の黒いリムジンで到着し、何百もの大きな白いキャンドルで照らされた小道を歩いて」礼拝に出席したと伝えている。礼拝は非公開だった。また、アップルのティム・クックCEOは「僧侶の衣装を着た男性と一緒に礼拝堂に歩いて行った」と報じている。
ゲイツ氏とジョブズ氏はそのキャリアの大半でライバル同士だったが、ジョブズ氏の死去時にマイクロソフト会長が発表した声明では、彼らの関係はそれ以上に複雑だったと明らかにし、「人生の半分以上にわたって、同僚であり、競争相手であり、友人であった」と述べている。
「スティーブほどの大きな影響を与えた人物は世界でも稀です。その影響は今後何世代にもわたって感じられるでしょう」とゲイツ氏は10月5日の声明で述べた。「幸運にも彼と共に仕事ができる私たちにとって、それは計り知れないほどの栄誉でした。スティーブがいなくなると、本当に寂しくなります。」
Appleは今週、従業員向けにジョブズ氏の生涯を記念するイベントを開催する予定だと報じられています。公的な追悼式典は予定されていませんが、世界中のAppleファンがAppleストアに追悼の品を置き続けています。GeekWireのジョン・クックが今週、ユニバーシティ・ビレッジのApple Storeで撮影したこの写真がその様子です。