
OculusがRift向けコンシューマー向けハードウェアを披露、新型コントローラーを発表
ジェームズ・リズリー著
Oculus Rift は3年間プロトタイプ段階にあったが、その最終形が今日、仮想現実専用に作られた新しいプロトタイプコントローラーとともに公開された。
Oculus Riftのコンシューマー版は、グレーの布地で包まれた、バランスの取れた軽量ヘッドセットです。新しいハードウェアには、左右のレンズ間の距離を調節できるスライダーと、ハイエンドヘッドホンを使用できる取り外し可能なヘッドホンが付属しています。デスクトップトラッカーとXbox Oneコントローラーは2016年初頭に発売予定です。

同社は本日のプレスイベントで、新しいコントローラーも発表しました。Oculus Touchシステムは、VR空間内でより自然なインタラクションを可能にします。「Half Moon」と呼ばれる現在のプロトタイプは、Oculusの創業者パーマー・ラッキー氏によって紹介されました。
Wiiのヌンチャクのようなグリップの外側には、指の動きを感知する硬いバンドが巻かれており、グリップ自体には2つのトリガー、2つのボタン、そしてアナログスティックが搭載されています。コントローラーはワイヤレスで、触覚フィードバックを提供し、触覚による感触を再現します。また、Riftと同じトラッキングシステムでトラッキングも可能です。
指の動きをトラッキングして指差しや親指を立てているかどうかを判別するだけでなく、コントローラーの2つ目のトリガーを使って仮想オブジェクトを握ることもできます。中指の下に配置されたトリガーは、手を握ることで作動します。Luckey氏がデモで述べたように、これにより仮想の銃を手に取り、自然で滑らかな動きで撃つことができます。
開発者はジョイスティックを使って移動操作を行うと予想され、ボタンは標準的なゲームパッドと同様に操作に使用できます。新しいコントローラーはまだプロトタイプ段階ですが、来週のE3でテストにご利用いただける予定です。
Oculus Riftの消費者価格はまだ発表されていません。
Facebook傘下のOculusは、ファーストパーソン・スペースシューティング「Eve Valkyrie」や、Insomniacによるサードパーソン・スノーアドベンチャー「Edge of Nowhere」など、ローンチタイトルをいくつか発表しました。OculusのE3プレゼンスに関するトレーラーはこちらです。