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SirionLabs、企業の契約管理を支援するソフトウェア強化のため8500万ドルを調達

SirionLabs、企業の契約管理を支援するソフトウェア強化のため8500万ドルを調達

テイラー・ソパー

新たな資金調達:米国シアトル地域に本社を置く「契約ライフサイクル管理」スタートアップ企業のSirionLabsは、成長を加速するために8,500万ドルを調達しました。

詳細:創業10年の同社は、Vodafone、Raiffeisen Bank、GTAAなど250社以上の顧客に対し、自動化とAI技術を用いて契約内容の追跡を支援しています。同社は数ある「CLM」企業の1つであり、同じくシアトルを拠点とするスタートアップ企業Icertis(10月に評価額50億ドル)が競合企業です。また、DocuSignやSAP Aribaといった企業も同様の製品を提供しています。市場規模は2032年までに30億ドルに達すると予想されています。

人材:同社のCEO兼共同創業者であるアジャイ・アグラワル氏は、シリオンラボが設立されたインドを拠点としています。同社は2020年にワシントン州ベルビューに米国本社を設立した後、シアトル地区でアヌ・エンジニア氏、マヘシュ・ウニクリシュナン氏、ビジェイ・ケラ氏の3人の幹部を採用しましたが、3人ともその後退職しました。シリオンラボは現在約600人の従業員を擁しており、さらに200人の増員を予定しています。

投資家:シリーズDラウンドを主導したのはPartners Groupで、Avatar Capital、Sequoia Capital、Tiger Globalなどが参加しました。これまでの資金調達総額は1億5,700万ドルです。