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スコット・トンプソンが解任され、ヤフーは混乱状態に

スコット・トンプソンが解任され、ヤフーは混乱状態に

トッド・ビショップ

スコット・トンプソン

スコット・トムソンはこれを履歴書に載せるでしょうか?

ヤフーのCEOが、コンピューターサイエンスの学位を保有しているという虚偽の主張をめぐる騒動を受けて、本日午後に同社から正式に退任する旨の発表があった。この発表は、AllThingsDのカラ・スウィッシャー氏が本日報じた内容を裏付けるものとなった。

ヤフー幹部のロス・レビンソン氏が暫定CEOに就任する。トンプソン氏の経歴に関する取締役会の調査を主導したヤフー取締役のフレッド・アモロソ氏は会長に就任する。同時に、ヤフーはこの問題をめぐって投資家のサード・ポイントLLCとの間で差し迫っていた委任状争奪戦を解決し、サード・ポイントLLCは取締役会に3議席を確保する。

インターネット検索と広告でヤフーと提携し、グーグルと競争しようとしているマイクロソフトは、さほど興味深くない視線を向けている。

一つの疑問は、マイクロソフトがヤフーの株式を所有することに関心がある場合、ヤフーの新しいCEOが誰になるにせよ、その事業の一部を売却する意欲が高まるかどうかだ。

過去には、ヤフーのポストの有力候補として挙げられた人物には、元aQuantive CEOでマイクロソフト副社長のブライアン・マクアンドリュース氏や、元マイクロソフトCFOのクリス・リデル氏などが含まれていた。