
開発者ブートキャンプCoding DojoがAmazon Alexaトレーニングプログラムを開始
モニカ・ニッケルズバーグ著

ワシントン州ベルビューを拠点とする開発者ブートキャンプ Coding Dojo は、Amazon の仮想アシスタント Alexa 向けの新しいトレーニング プログラムを本日より開始します。
これは、音声対応バーチャルアシスタントの人気の高まりを示す最新の兆候です。Alexaは、Apple、Google、Microsoftなどの製品も含まれる市場において、初期のリーダーとして台頭しました。
Coding Dojoは、14週間のプログラムにAlexaスキルのモジュールを追加します。また、Alexaスキル構築に関するYouTubeシリーズを開始し、来年2月にはAmazon Alexa従業員によるハッカソンを開催します。このイベントは、Coding Dojoのカリフォルニア州サンノゼキャンパスで開催されます。
Coding Dojoは今年初め、ベルビューとベイエリアでそれぞれ1回ずつ、計2回のAlexaワークショップを開催しました。サンノゼのコンテストの優勝者は、緊急時にEchoデバイスに音声コマンドを送ることで友人や警察にテキストメッセージを送信できるAlexaスキルを開発しました。
ハッカソンの成功を受けて、Coding Dojo は正式な Alexa プログラムを作成しました。

「この取り組みのために、他の企業ともぜひ提携したいと思っています」と、Coding DojoのCEO、リチャード・ワン氏はインタビューで語った。「この取り組みから、多くの社会イノベーションプロジェクトが生まれています。」
Coding Dojoは、UberやNetflixといった他の企業とも同様のハッカソンを開催してきました。ある学生はUberのAPIを活用して、高齢者が配車をより簡単に呼べるようにしました。また別の学生は、PTSD患者がNetflixを視聴する際にトリガー警告を表示するようにしました。
ハッカソン以外にも、Coding Dojoの受講生はAmazonのAlexa APIを使ったスキル開発を数日かけて学ぶオプションがあります。音声コマンドを使ってスマートホームデバイスを制御したり、その他の機能を実行したりするツールの構築方法を学びます。
Amazon のエンジニアと伝道師が Coding Dojo を訪問し、学生にテクノロジーについて教えます。
Coding Dojoの学生をAlexaチームに送り込むための正式なプログラムはありませんが、ワン氏は、卒業後にシアトルのテック大手Amazonに入社する学生も出てくる可能性が高いと考えています。「Amazonが私たちの学生を何人か雇いたいと言っても驚きません」と彼は言いました。