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任天堂は「フラッピーバード」の謎の死への関与を否定

任天堂は「フラッピーバード」の謎の死への関与を否定

ブレア・ハンリー・フランク

フラッピーバード確かに、ヒットゲーム「Flappy Bird」に登場するパイプは任天堂のマリオシリーズのものとよく似ている。しかし、ビデオゲーム界の巨人は、iOSとAndroid向けのこの大ヒットゲームのメーカーに対して法的措置を取ると脅したとの報道を否定している。このゲームはApp StoreとGoogle Playストアから削除されている。

任天堂の広報担当者はウォール・ストリート・ジャーナルに対し、同社がこのゲームについて一切苦情を申し立てていないと述べた。この状況が注目されるのは、任天堂が自社のゲームや人気キャラクターをスマートフォンやサードパーティのタブレットに移植することを頑なに拒否してきたためだ。

Flappy Birdの開発者であるドン・グエン氏は、フォーブス誌の最新インタビューで任天堂の主張を認め、開発中止の決定は自ら下したと述べた。グエン氏は、このゲームの極限の難易度と容易なリプレイ性という独特の組み合わせに、ユーザーが夢中になってしまうことを懸念していたと述べている。

また、彼は状況に圧倒されているようで、フォーブスの記者はインタビュー中に彼が「ストレスを感じている」ように見えたと指摘した。

「間違いだとは思っていません」とグエン氏はフォーブス誌に語った。「よく考えました」

グエン氏は巨額の報酬を手放そうとしている。Flappy BirdをApp Storeから削除する前のThe Vergeのインタビューで、グエン氏はFlappy Birdの広告収入が1日5万ドルだったと主張した。Forbesのインタビューでは正確な金額は分からないと述べ、その数字には触れなかったものの、かなりの額を稼いでいると明言した。

この発言は、彼がゲームから撤退したもう一つの理由、つまり世間の反発にも繋がったかもしれない。Flappy Birdで成功する方法を模索する人々がいる一方で、Twitterなどでは彼の不幸を願う人々もいた。

それでも、グエン氏は将来の取り組みについては前向きだ。彼のTwitterアカウントへの最新の投稿には、「そして私は今もゲームを作っている」と書かれている。