
アマゾンはKindleの「Write On」著者コミュニティを閉鎖し、ストーリーラボも廃止へ
トッド・ビショップ著
金曜日の朝に Amazon からの詳細情報を更新しました。
アマゾンのKindle Write On著者コミュニティは、著者がアイデアを試し、読者からフィードバックを得るための「ストーリーラボ」として宣伝されていたが、同社は本日、コミュニティのメンバーに対し、3月22日に閉鎖することを通知した。
同社はWrite Onフォーラムへのメッセージで、「ここ数年、活気に満ちた、活動的で創造的なコミュニティを結集できたことを誇りに思っておりますが、残念ながら3月22日をもってWrite Onを閉鎖させていただきます。この日以降、Write Onへのアクセスはできなくなります」と述べた。
2014年10月にWrite Onのベータ版サービスが開始された際、電子書籍業界ニュースサイトGood e-ReaderはWrite Onを「最初から失敗する運命にあった」と評した。その予測の理由の一つは、同じく著者が読者と交流し、本や物語のアイデアを試すことができる人気のデジタル出版サイトWattpadとの競争だ。
そうした競争があるにもかかわらず、Amazon は Kindle 電子書籍リーダー事業の優位性を活かして著者コミュニティに勢いを与えてきたが、それだけでは十分ではなかったようだ。
閉鎖の理由を調べるため、Amazonに連絡を取りました。同社は新しいアイデアを試し、成功しなければ次のステップに進むことで広く知られています。
「KBoards、Twitter、その他で言及がほとんどないことから判断すると、Write On は誰も使っていなかったために閉鎖されるのだろう」と、The Digital Reader ブログの Nate Hoffelder 氏は本日意見を述べた。
更新: Amazon はフォーラムのフォローアップ メッセージで閉鎖の理由を説明しました。
私たちの目標の一つは、読者と著者のために常に革新を続けることです。そのため、常に新しいことに挑戦しています。Write Onはまさにその実験の一つでしたが、残念ながら当初の期待通りに成長させることができませんでした。苦渋の決断ではありましたが、だからこそサービスの提供を終了することにしました。
私たちはこのコミュニティと、皆さんが築いてきた絆を深く尊敬しています。Write Onが皆さんの集いの場として利用できなくなったとしても、これからも書き続け、読み続け、そして互いに助け合い続けていただけることを心から願っています。