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ターンテーブルの復活:ソニーがレコードファン向けにハイテクハードウェアを発表

ターンテーブルの復活:ソニーがレコードファン向けにハイテクハードウェアを発表

トッド・ビショップ

ソニー PS-HX500 ターンテーブル
Sony PS-HX500 ターンテーブル。GeekWire Photo、Kevin Lisota。

どうやら今年の CES では昔ながらのビニールレコードが注目の的のようです。

まず、パナソニックはターンテーブル事業を復活させました。そして今回、ソニーはオーディオファン向けの独自ハードウェアを発表しました。ソニーPS-HX500ターンテーブルは、LPレコードコレクターがレコードの音楽をMP3ではなくDSDおよびWAV形式の高解像度デジタルオーディオファイルに変換し、対応機器で再生できるように設計されているものです。これは、アナログレコードの売上が継続的に伸びている中での発表です。

価格は発表されていないが、以下の公式機能説明からわかるように、ソニーはこれをローエンド製品として位置付けていない。

HX500には、PCとMacの両方で簡単かつ直感的な編集を可能にする専用ソフトウェアを搭載した新開発アプリが付属しています。アルバムの両面からトラックを組み合わせたり、複数のトラックを分割して保存したりすることも可能です。また、対応するDSDストリームを録音するための専用ドライバーも提供されています。

さらに、HX500は、リファレンススタンダードのターンテーブルに搭載されている高品質なアナログコンポーネントを採用しています。ソニーが新たに開発したストレートトーンアームは、スタイラスをアームの中心軸上に配置することで、優れたステレオバランスを実現します。軽量で低共振の一体型ヘッドシェルには、ムービングマグネットカートリッジが付属し、反りのあるレコードでも最適なトラッキングを確保しながら、立体的なサウンドを生み出します。

2速ベルトドライブシステムを採用し、アルミダイキャストプラッターと厚さ5mmのゴムマットによりディスクの回転を安定させ、振動を最小限に抑えます。内蔵フォノイコライザーは、音質を重視して厳選された専用パーツを採用し、ガラスエポキシ基板にマウントすることで構造的な剛性を高めています。さらに、高密度で音響的に不活性なキャビネットとインシュレーター脚を採用することで、振動を相殺し、共振を低減しています。ダストカバーも振動を最小限に抑える設計となっています。

ソニー PS-HX500 ターンテーブルは春に発売予定です。