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FacebookはMicrosoftのクラウド責任者スコット・ガスリーを「積極的に採用した」と報道されたが、効果はなかった

FacebookはMicrosoftのクラウド責任者スコット・ガスリーを「積極的に採用した」と報道されたが、効果はなかった

テイラー・ソパー

スコット・ガスリー
GeekWire Cloud Tech Summitに出席したMicrosoft Azureの責任者、スコット・ガスリー氏。(GeekWire Photo / Kevin Lisota)

Facebookはスコット・ガスリーを本当に雇いたかった。これは、今週NBCがリークしたFacebookの内部文書から明らかになった事実の一つだ。

Mashableの記者、カリサ・ベルは、このFacebook幹部のやり取りを発見した。これは、このソーシャルメディアの巨人が2014年にガスリー氏を採用していた様子を示している。Axiosのイナ・フリードは、Facebookがガスリー氏を「積極的に採用した」ことを確認した。

ガスリー氏は 1997 年にマイクロソフトに入社し、マイクロソフトの開発部門出身者として尊敬を集めるリーダーとなり、マイクロソフトの視野を広げ、マイクロソフト独自のプラットフォームを超えてより多くのオープンソース ツールやテクノロジを取り入れるよう会社を推し進めました。

社内文書によると、Facebookは2014年初頭にガスリー氏に注目していた。しかし、同年2月、ナデラ氏がCEOに就任すると、ガスリー氏が最終的にサティア・ナデラ氏に代わってマイクロソフトのクラウドおよびエンタープライズ・グループの責任者となった。

ガスリー氏はそれ以来、その役職を務めており、現在このグループはクラウド&AIと呼ばれています。マイクロソフトはAzureをはじめとする関連クラウドサービスに多額の投資を行い、会社の収益を押し上げています。マイクロソフトはつい先日、アマゾンを破り、国防総省との100億ドル規模のクラウド契約を獲得しました。これは、成長を続けるクラウド業界における同社の影響力を証明しています。

ガスリー氏がマイクロソフトに留まったのは良い決断だったようだ。マイクロソフトは昨年末に世界一の企業価値を持つ企業の座を奪還し、Facebookを含む企業に向けられている反トラスト法や政治的な注目からほぼ距離を置いている。Axiosは今年初め、「マイクロソフトがテックラッシュに勝利している」と報じた。