
マイクロソフトとアップルは、視覚障害者がオペレーティングシステム間で点字ディスプレイを使用できるように協力しています。
モニカ・ニッケルズバーグ著

Microsoft、Apple、そしてその他のテクノロジー企業は、視覚障碍のある方が様々なデバイスやOSで点字ディスプレイをより使いやすくするために協力しています。USBインプリメンターズフォーラムと協力し、これらのテクノロジー企業は点字ディスプレイの標準規格を確立する新しいUSBヒューマンインターフェースデバイスを発表しました。
この技術により、「点字ディスプレイのプラグアンドプレイサポート」が可能になり、新規格を発表したMicrosoftのブログ記事で述べられています。Microsoftによると、この標準化により、各OSごとにカスタムソフトウェアを作成することなく、視覚障碍者や弱視者向けのデバイスの開発が容易になります。
USB技術の普及を支援する団体であるUSBインプリメンターズ・フォーラムは、木曜日に新規格を発表しました。Windowsアクセシビリティ・プログラム・マネージャーのジェフ・ペティ氏は声明の中で、この技術を「業界全体で協力し、社会に有益な形で技術を発展させる方法の一例」と評しました。目標は、世界保健機関(WHO)が何らかの視覚障害を持つと推定する2億5,300万人の失業率を低下させることです。
アクセシビリティは、2018年のマイクロソフトにとって重要な課題です。ワシントン州レドモンドに本社を置くソフトウェア大手のマイクロソフトは、今年のシアトルスペシャルオリンピックスのプレゼンティングスポンサーを務めています。今週、マイクロソフトは2日間のアビリティサミットを開催し、技術者とシアトル地域のリーダーたちを集めてインクルージョンについて議論します。