
マイクロソフト傘下のMixerがMinecraft向けの新しいインタラクティブストリーミングツールを発表
テイラー・ソパー著

Mixer の新しいツールのおかげで、Minecraft はさらにインタラクティブになりました。
マイクロソフトが所有するストリーミング プラットフォームは本日、Minecraft のストリームを見ている人がリアルタイムでゲームプレイにインタラクトできる新機能を発表しました。
Minecraftストリーマーは、ゲームに「Mixerインタラクション」を追加し、視聴者がMinecraftコマンドをインタラクティブボタンとして操作できるようにすることができます。ストリーマーは、インタラクションの有効/無効を設定することができます。
https://www.youtube.com/watch?v=WsSoK-or-KI
この新機能は、Minecraft ベータ版(1.2.5)とWindows 10で本日から利用可能となり、Xbox対応は火曜日に予定されています。iOSユーザーは、ベータ版のクリーンアップが完了した時点で利用可能になります。
Mixer は本日、Minecraft 1.2.5 ベータ版ではストリーマーが Mixer 経由で Minecraft ゲーム内から直接ブロードキャストできるようになったことも発表しました。iOS ユーザーは最終リリースでこの機能を利用できるようになります。
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MixerとMinecraftはどちらもマイクロソフトの傘下です。このテクノロジー大手は2014年にMinecraftの開発元であるMojangを25億ドルで買収し、昨年はMixerを非公開の金額で買収しました。
これらの買収は、マイクロソフトが全社的にゲーム事業を加速させる戦略の一環です。6月に全社に送付されたメモの中で、マイクロソフトCEOのサティア・ナデラ氏は、従業員に優先的に取り組んでほしい5つのコア顧客ソリューション領域を概説しました。これらの領域には、モダンワークプレイス、ビジネスアプリケーション、アプリケーションとインフラストラクチャ、データとAI、そしてゲームが含まれます。
マイクロソフトによるMixer(旧称Beam)の買収により、マイクロソフトはYouTube GamingやAmazonのTwitchに匹敵するサービスを手に入れ、ユーザーはゲームなどのコンテンツをライブ配信・視聴できるようになりました。Mixerは、低遅延ストリーミング、最大4人の配信者が共有チャット機能で配信する機能、視聴者が配信中のゲームとインタラクションできる機能など、他社との差別化を図っています。
もうひとつの利点は、Mixer が Microsoft の PC およびビデオゲーム プラットフォームと密接な関係にあることです。これは、本日の Minecraft の発表からも明らかです。