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テスラの株価は、損失拡大とモデル3の生産停滞の報道を受けて下落

テスラの株価は、損失拡大とモデル3の生産停滞の報道を受けて下落

アラン・ボイル

テスラの組み立て
カリフォルニア州フリーモントのテスラ工場でロボットがモデル3電気自動車を組み立てている。(Tesla via Vimeo)

テスラの株価は本日、時間外取引で5%下落した。同社の成否を分ける電気自動車「モデル3」の生産増強における問題点を浮き彫りにした、予想より暗い四半期報告書のせいである。

同社は過去最大の四半期純損失となる6億1,940万ドル(1株当たり3.70ドル)を計上した。また、モデル3の生産台数を5,000台にするという目標を、当初約束していた12月ではなく、来年3月までに達成できる見込みだと述べた。今年の第3四半期に生産されたモデル3はわずか260台だった。

テスラは、遅延の最大の原因はネバダ州にある同社のギガファクトリー1にあるモデル3のバッテリーモジュール組立ラインだと述べた。「モジュール設計の複雑さと自動化された製造プロセスの組み合わせにより、このラインの立ち上げに予想よりも時間がかかっています」と、同社は第3四半期報告書で述べている。

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会議で、「3、4週間前は本当に落ち込んでいた」としながらも、問題点は解決されつつあると示唆した。

「今、私は太陽の光へと至る明確な道筋を見ることができた」と彼は語った。

ベース価格3万5000ドルのモデル3の予約をすでに50万人の顧客が入れている。

その他の面では:

  • マスク氏は、テスラの従業員700人の解雇を大々的に報道したジャーナリストは「恥を知るべきだ」と述べた。マスク氏は、今回の人員削減はテスラの従業員3万3000人に対する通常の業績評価プロセスの一環であると述べた。
  • テスラは約3年以内に中国で自動車生産を始める可能性があるとマスク氏は語った。
  • 電気駆動のセミトラックの発表は、11月16日に予定されている。