
マイクロソフトはAzure RemoteAppを廃止し、Citrixと共同開発したXenApp「Express」を導入する
マイクロソフトはAzure RemoteAppを廃止し、Citrixと共同開発したXenApp「Express」を導入する
ダン・リッチマン著
本日の Microsoft のブログ投稿によると、Microsoft は今後 1 年かけて Azure RemoteApp を段階的に廃止し、Citrix とのパートナーシップ、具体的には現在開発中の XenApp「express」製品に依存する予定だという。
Microsoftのドキュメントによると、RemoteAppを使用すると、開発者はリモートからアクセスしたプログラムを、あたかもエンドユーザーのデスクトップで実行されているかのように見せることができます。つまり、SaaS(Software as a Service)の実装に役立ちます。
RemoteAppをご利用のMicrosoftのお客様は、2017年8月31日までサポートを受けられます。この日をもってサービスは終了します。2016年10月1日以降は、新規購入はできなくなります。Microsoftによると、XenApp「Express」に加えて、MicrosoftのホスティングパートナーやAzureのリモートデスクトップサービスの利用も代替手段となります。
Citrixは自社ブログで、今回の発表を「クラウドホスト型ビジネスアプリケーション配信の考え方における画期的な転換」と評し、今後の業界イベントで詳細を発表すると約束しました。XenApp「express」はAzure向けのアプリケーション仮想化・配信システムであり、「RemoteAppのシンプルさとスピードに、XenAppの多くのエンタープライズ機能を組み合わせたもの」であると説明しました。