
Melod.ioと言うなら、Melodeoと言う。スタートアップリサイクルとでも言おうか
ジョン・クック著
正直に言って、良いスタートアップの名前を見つけるのは非常に難しいです。実際、あまりにも難しいので、インターネットのゴミ箱に落ちて名前を選んだ方がましな場合が多いのです。
今回のシナリオではまさにそれが起こったようです。先週、Melod.ioという会社からプレスリリースが届きました。Melod.ioは、ユーザーがパーソナライズされた音声メッセージや音楽を友人と共有できる新しいモバイル音楽メッセージングサービスです。
Melodo.io?
この辺りのテクノロジーシーンを長年取材しているので、この話は聞いたことがあります。ところで、シアトルのモバイル音楽スタートアップ「Melodeo」を覚えている方はいらっしゃいますか?シアトル発のこの新興企業は、Tegic Communicationsの元幹部が率い、Voyager Capital、Ignitionなどの支援を受けており、2003年の設立当時はモバイル音楽業界の注目株でした。
しかし、Melodeoは不安定なデジタル音楽業界で足場を固めることはできず、2年前にHPに売却されました。iTunesのアナグラムである音楽サービス「nuTsie」を運営していたMelodeoは、HPではもはやアクティブな名称として使われていません。そのURLは現在、ウェブサイト「Top 100s Radio」にリダイレクトされています。
私はHPと元メロディオ幹部のデイブ・デデラーにこの2つの名前の類似点について尋ねたところ、アメリカ合衆国大統領の元ギタリストであるデデラーは、メロディオの共同設立者であるビル・ヴァレンティが「明らかに響きのいい名前を見つける耳を持っていた」と語った。