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コンカーがコンTgoを買収し、ビジネス旅行者のより良い旅行計画を支援

コンカーがコンTgoを買収し、ビジネス旅行者のより良い旅行計画を支援

ジョン・クック

コンカーConcur はビジネス旅行者に完璧な旅行体験を提供するという探求を続けており、本日、規模は非公開だが conTgo を買収することでその目標に新たな一翼を担うことになった。

オーストラリアと英国に拠点を置くconTgoは、旅行体験をより効率的にするための様々なサービスを提供しています。conTgoが提供するサービスの一つは、出張者の旅行先に応じて、現地のお得な情報をマッチングする機能です。例えば、空港内の店舗などの位置情報や旅程データに基づいてお得な情報を配信できます。また、複数の同僚の位置情報やホテルデータを活用して旅行を計画し、全員が同じホテルに宿泊できるようにも設計されています。

マイクロソフトは、2011年に日本を大地震が襲った後、conTgo サービスを利用して従業員の所在地を特定し、日本の従業員に適切な情報を伝達するためにこの技術を活用しました。

「数分以内に、誰がどこにいて、どの施設が危険地帯の近くにあるのかが分かりました」と、マイクロソフト グローバル セキュリティの最高セキュリティ責任者であるマイク・ハワード氏は述べています。「国内に何人の旅行者がいるかを把握し、すぐに連絡を取ることができました。」

ご記憶にある方もいらっしゃるかと思いますが、コンカーは昨年、オンライン旅行分野のスタートアップ企業への資金提供を目的として、 1億5,000万ドル規模のファンド 「パーフェクト・トリップ・ファンド」を設立しました。また、2011年にはTripItを1億2,000万ドルで買収しました。

「私たちは、ビジネストラベル体験を向上させ、パーフェクト・トリップという私たちのビジョンをさらに推進する、革新的なテクノロジーを常に探求し続けています」と、コンカーの製品戦略担当エグゼクティブバイスプレジデント、マイケル・ヒルトン氏はリリースで述べています。「conTgoチームは、企業が従業員の所在地に関わらず、追跡、所在確認、コミュニケーションを行える、受賞歴のあるソリューションを開発しました。アプリケーション開発者、顧客、サプライヤーからなるコンカーのエコシステムと協力し、企業と出張者双方にメリットをもたらす、様々な新しい位置情報ベースのアプリケーションを提供していく予定です。」

コンカーの時価総額は39億6000万ドルで、株価は過去1年間で約17%上昇した。