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マイクロソフト、ゼネラル・エレクトリックとOffice 365の大規模契約を締結、30万人の従業員を対象

マイクロソフト、ゼネラル・エレクトリックとOffice 365の大規模契約を締結、30万人の従業員を対象

トッド・ビショップ

写真は Chuck Miller 氏によるもので、Flickr から引用されています。
写真は Chuck Miller 氏によるもので、Flickr から引用されています。

米国の巨大企業ゼネラル・エレクトリック(GE)は、世界170カ国30万人以上の従業員にMicrosoft Office 365を導入する契約を締結した。マイクロソフトは今朝このニュースを発表し、GEとの契約は同社にとってこれまでで最大の顧客獲得の一つだとした。

オフィス365この契約により、マイクロソフトはクラウドベースの生産性向上の世界で、Googleをはじめとする他社との競争において新たな優位性を獲得することになる。GEは数年前からGoogle Appsの利用を開始した大企業の一つである。

今朝、マイクロソフトとの契約を発表する声明の中で、GEのCIOジェイミー・ミラー氏は、マイクロソフトのコラボレーションへのアプローチにより、「世界中の従業員にスケーラブルな生産性向上ツールを提供するための第一選択肢としてOffice 365を選んだ」と述べた。

GEの展開には、MicrosoftのSkype for Business、ソーシャルネットワークYammerに加え、クラウドに保存されたドキュメントの複数ユーザー編集機能なども含まれる予定です。また、GEは、オンラインストレージおよびコラボレーションサービスのBoxなど、既存のサードパーティベンダーのサービスもOffice 365に統合する予定です。

この契約は、マイクロソフトが数年にわたりOfficeアプリをオンライン化し、競合するモバイルプラットフォームであるAndroidとiOS向けのバージョンをリリースしようと取り組んできた結果である。