
ノキアのWindows Phone出荷台数は560万台に達したが、ノキアは依然として苦戦している
ノキアのWindows Phone出荷台数は560万台に達したが、ノキアは依然として苦戦している
トッド・ビショップ著
ノキアは、Windows PhoneのLumiaシリーズの出荷台数が前四半期比27%増の560万台となり、前四半期の440万台から2018年第1四半期には560万台に増加したと発表した。しかし、従来型携帯電話の販売不振もあり、同社は再び赤字に転落した。
同社の四半期営業損失は1億5000万ユーロ(約1億9600万ドル)だった。
ロイター通信は、元マイクロソフト幹部で、2011年初めにノキア最高経営責任者に就任した後に立てた2年間のスケジュールに沿ってフィンランドの携帯電話大手ノキアを立て直そうとする同社の取り組みに対し、アナリストや投資家が忍耐を失い始めていると報じている。
ノキアは結果を発表するニュースリリースで、Windows PhoneのLumiaシリーズの売上が「引き続き増加する」と予想していると述べた。
ノキアは、長年スマートフォンの主要OSとして採用してきたSymbianから移行し、Windows Phoneの最大手メーカーとなった。マイクロソフトはかつてノキアの買収を検討していたと報じられたが、最終的に断念した。ノキアの苦戦が続く中、この可能性が再び浮上する可能性がある。
マイクロソフトは今日の午後遅くに四半期決算を発表する。