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モンサント、農家のデータ収集を支援するためクライメート・コーポレーションを9億3000万ドルで買収

モンサント、農家のデータ収集を支援するためクライメート・コーポレーションを9億3000万ドルで買収

ジョン・クック

トウモロコシ11
トウモロコシ畑。写真はFishhawkより

農家に保険を販売し、気象データを使って作物の収穫量をより正確に予測するサンフランシスコの7年目の会社、The Climate Corp.にとって、今日の空は晴天だ。

セントルイスに本社を置く巨大種子会社モンサントは本日、同社を9億3000万ドルで買収すると発表した。

元Google社員のデイビッド・フリードバーグ氏が率いるクライメート・コーポレーションは、Amazon Web Services(AWS)に近いという理由もあって、昨年シアトルにエンジニアリングオフィスを設立しました。同社は2012年6月に、ファウンダーズ・ファンド、コスラ・ベンチャーズ、Googleベンチャーズ、NEA、インデックス・ベンチャーズ、アトミコ、グリン・キャピタル、ウェスタン・テクノロジー・インベストメントなどから5,000万ドルの資金調達を達成しました。当時の資金調達総額は1億1,000万ドルでした。

旧ウェザービル(WeatherBill)という社名を持つクライメート・コーポレーションは、膨大な気象データを分析し、その情報を用いて農家に保険を提供することで、干ばつ、大雨、その他の悪天候時でも利益を確保できるサービスを提供しています。現在、約200人の従業員を擁し、そのうち20人はシアトルに拠点を置いています。

同じく本日業績を発表したモンサント社は、データサイエンスは「農業部門の次なる大きな進歩を表す」と述べた。