
マイクロソフトは今後2~3年で「最大75店舗」の出店を計画
マイクロソフトは今後2~3年で「最大75店舗」の出店を計画
トッド・ビショップ著
ロサンゼルスで開催されるマイクロソフトの世界パートナー カンファレンスは、主にレドモンドに本社を置く同社の製品を大企業や中小企業にサポート、サービス提供、販売する多数の企業やコンサルタントが戦略の最新情報を共有し、激励する場であり、その過程では多くの競争的な討論も行われる。
しかし、マイクロソフトの最高執行責任者であるケビン・ターナー氏は、イベントのウェブキャストを通じて、同社の小売業拡大計画について少しだけニュースを明かした。
同社は「今後2~3年で最大75店舗を新たにオープンし、米国外への展開も継続していく」とターナー氏は上のスライドを示しながら述べた。「マイクロソフトのストーリーを広く伝える絶好の機会がここにあるのです。」
これは、世界中に300店舗以上を展開するAppleと比べるとまだはるかに少ない。しかし、Microsoftが現在運営する11店舗と比べると、大幅な拡大となる。
ビジネス・インサイダーのマット・ロソフ記者が4月に書いた記事によると、マイクロソフトがどのくらいの速さで店舗を増設すべきかをめぐって社内で議論が交わされており、ターナー氏とマイクロソフトのCEOであるスティーブ・バルマー氏は、アップルの店舗数に匹敵するか、それを上回ることを主張していたという。
本日のパートナーカンファレンスで、ターナー氏はマイクロソフトにとってストアの最大のメリットは「顧客中心の考え方から顧客のように考える考え方への移行を支援すること」だと語った。