Ipad

コーヒーの聖地:シアトルで開催されたスペシャルティコーヒー協会主催の「ビッグイベント」の裏側

コーヒーの聖地:シアトルで開催されたスペシャルティコーヒー協会主催の「ビッグイベント」の裏側

トッド・ビショップ

DSC08021

今週末、シアトルのダウンタウンの通りがいつもより賑やかになっていることに気づいたら、それはおそらく、周りの人々がいつもよりカフェインを多く摂取しているからでしょう。

ヴィオラ何千人ものコーヒー業界の専門家、生産者、焙煎業者、バリスタなどが世界中からアメリカスペシャルティコーヒー協会の年次展示会(通称「ビッグイベント」)のために街に集まります。このイベントは2年連続でここで開催されますが、今年が初開催となります。

GeekWireは金曜日、ワシントン州コンベンションセンターの展示フロアを巡り、次世代プラスチック製コーヒーリッドや、コーヒー愛好家向けのBluetooth対応スケールなど、数々の技術革新を目にしました。(スケールについては後日改めて記事で詳しくお伝えします。)

このイベントは業界関係者を対象としており、大型でハイテクな焙煎設備や業務用の醸造システムがフロアの大部分を占めています。

このビッグイベント全体では9,000人以上が参加しています。展示会場は広大ですが、ラスベガスで開催されるCESや、毎年同じ会場で開催されるビデオゲームカンファレンス「ペニーアーケード・エキスポ」といった大規模なテクノロジーイベントに比べると、はるかに規模が小さいです。スターバックスのブースでさえ、比較的小規模です。

DSC07969

展示会場で目立ったのは、人気のシングルカップコーヒーメーカー「Keurig」を製造しているGreen Mountain Coffeeの不在でした。Keurigのブースを探してみたのですが、見つからなかったそうです。(Keurigはこのイベントの主要スポンサーです。)

しかし、シアトルを拠点とする La Marzocco USA は、参加者にエスプレッソ ショットの抽出方法を教えるとともに、GS/3 家庭用エスプレッソ マシンの今後のカスタマイズ オプションを披露するなど、充実した展示を行っています。

DSC07907

このイベントの最も魅力的な要素の一つは、全米バリスタ選手権です。全米各地から集まった出場者たちがエスプレッソショットを抽出し、審査員の前でスペシャルドリンクを作りながら、そのインスピレーションやテクニックを解説します。

プレゼンテーションには音楽が流れ、観客席には熱心に耳を傾ける観客が集まり、カメラがその様子を世界に配信するこの競技は、まさにパフォーマンスアートの様相を呈しています。

DSC07914

DSC07967

参加者から寄せられた写真やツイートをさらにご紹介し、この一大イベントの内情を垣間見ることができます。

https://twitter.com/ShawnPJennings/status/459781796062707712

1991年にSCAA生涯功労賞を初代受賞したエルナ・クヌッツェンさんを称えます。本当に素晴らしいキャリアですね! pic.twitter.com/vDFxWuRXAV

— スペシャルティコーヒー協会 (@SpecialtyCoffee) 2014年4月25日

こちらもご覧ください: GeekWireラジオ: テクノロジーを駆使した完璧なコーヒーを求めて