
ゲームデザイナーのモンテ・クックがテーブルトップゲーム「Numenera」で34万5千ドル以上を調達
ラスマス・ラスムッセン著
シアトルを拠点とするゲームデザイナー、モンテ・クック氏は、ダンジョンズ&ドラゴンズ(第3版)やクトゥルフ神話trpgのd20版といったタイトルを手掛けており、伝統的なロールプレイングゲームのファンにはお馴染みの人物です。クック氏の最新プロジェクト「Numenera」は、現在Kickstarterで資金調達中のSFファンタジーテーブルトップロールプレイングゲームで、34万5000ドル以上を集めています。これは、クック氏が当初目標としていた2万ドルの17倍以上であり、ゲームが完成する前に成功を収めたと言えるでしょう。
Numeneraは終末後の世界を舞台とし、厳格なルールよりもストーリーテリングを重視しています。Numeneraでは、古の技術の残骸と奇妙な生物工学によって生み出された獣が、古典的な魔法の剣や火を吐くドラゴンの代わりとなり、半ば忘れ去られた科学が魔法へと昇華されます。このプロジェクトでは、Kieran Yannerによるアートが採用されており、プレイヤーが世界観を体感するのを助けます。
Kickstarterキャンペーン(9月17日まで開催)の成功を受け、支援者はゲーム本体に加え、ゲーム体験を向上させるタブレットやスマートフォン向けの専用アプリなど、いくつかの特典を期待できます。多くの支援を受けて、クック氏は数多くのストレッチゴールを設定しており、支援金が集まるペースを見ると、次の2つの目標(より多くの背景、装備、クリーチャーを収録したワールドブックと、ゲーム全編のカラー版の出版)も達成される見込みです。クック氏はまた、超過支援金の5%を他のKickstarterプロジェクトに再投資する予定です。
クック氏は、自身が作り上げるゲームの設定を非常に意識しており、SFとファンタジーの両方の物語を織り交ぜたゲームを目指しています。プレイヤーは、より魅力的な側面を強調することができます。ゲームデザインに興味のある方は、関連ブログをぜひお読みください。