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ウィザーズ・オブ・ザ・コーストがマジック:ザ・ギャザリングのトーナメントに1000万ドルを投じてeスポーツ界に参入

ウィザーズ・オブ・ザ・コーストがマジック:ザ・ギャザリングのトーナメントに1000万ドルを投じてeスポーツ界に参入

ニコール・タナー

マジック:ザ・ギャザリング アリーナ ウィザーズ・オブ・ザ・コースト
デジタル版マジック:ザ・ギャザリング アリーナのスクリーンショット(ウィザーズ・オブ・ザ・コースト提供)

20年以上も続くゲームは、時代の流れに乗らないと変化を余儀なくされます。ウィザーズ・オブ・ザ・コーストはまさにそれをマジック:ザ・ギャザリングで行っています。同社は木曜日、従来のテーブルトップゲームをeスポーツ形式に刷新し、さらにデジタル版のマジック:ザ・ギャザリング アリーナを追加すると発表しました。

「過去25年間のマジックの競技経験を踏まえ、テーブルトップマジックへの投資を拡大しながら、マジック:ザ・ギャザリング アリーナをサポートする包括的なeスポーツプログラムを設計するに至りました」と、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのeスポーツ担当バイスプレジデント、エレイン・チェイス氏は声明で述べています。「eスポーツへの投資は、このゲームを新たな高みへと押し上げると同時に、プレイヤーにブランドを構築し、より幅広い層にマジックを届けるためのプラットフォームを提供することで、プレイヤーをサポートしていきます。」

ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社とその親会社であるハズブロ社も、このプロジェクトに多額の資金を投入しています。2019年には、テーブルトップとデジタルの大会を合わせて賞金総額1,000万ドルが設定されます。また、同社はマジック・プロリーグを結成し、プロプレイのフォーマットに変化をもたらす予定です。

このリーグは、世界トップ32のプレイヤーにストリーミングとゲーム契約を授与します。これらのプレイヤーは、毎週開催されるマジック:ザ・ギャザリング アリーナのデジタルトーナメントと、以前はプロツアーと呼ばれていたテーブルトップのミシックレベルのトーナメントに出場します。これらのトーナメントの賞金総額も引き上げられます。ミシックトーナメントの賞金総額はそれぞれ50万ドルとなります。

新しいミシック トーナメントの最初のトーナメントは、3 月 28 日から 31 日までボストンで開催される PAX East で開催されます。