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マイクロソフト、オートデスクの技術を統合しWindows 10の3Dプリント機能を強化

マイクロソフト、オートデスクの技術を統合しWindows 10の3Dプリント機能を強化

ブレア・ハンリー・フランク

グッグスビルド15
マイクロソフトのチーフエバンジェリスト、スティーブ・グッゲンハイマー氏。

サンフランシスコ – マイクロソフトは本日、デジタルモデルから物理オブジェクトを作成するためのオペレーティング システムのサポートを強化するために、Autodesk の Spark 3D 印刷テクノロジを Windows 10 に統合すると発表した。

オートデスクのEmber 3Dプリンター
オートデスクのEmber 3Dプリンター

同社のチーフエバンジェリスト、スティーブ・グッゲンハイマー氏は、Build開発者会議2日目の聴衆に対し、MicrosoftのOSの次期アップデートにオープンソースの3Dプリント規格であるSparkの組み込みサポートが含まれると発表した。これは、AutodeskがSparkをサポートする初の3DプリンターであるEmber 3Dプリンターの出荷を開始したばかりのタイミングでの発表である。

マイクロソフトは、Windows 8.1で初めて物理的なオブジェクトを作成する機能をOSに統合して以来、3Dプリント機能の活用を推進してきました。その後、マイクロソフト直営店の一部店舗内にMakerBot 3Dプリンターのデモコーナーを設け、3Dプリント機能のさらなる拡充を図ってきました。

これは重要な統合です。マイクロソフトは、HoloLens拡張現実ヘッドギアの発表により、3Dコンピューティングへの取り組みをさらに進めています。1月のHoloLens発表時に同社が披露したアプリの一つであるHoloStudioを使えば、目の前の空中でデジタルコンポーネントを動かすことで3Dオブジェクトを作成できます。