
職場で最大の時間の無駄
ジョン・クック著
テクノロジーは人々の生産性を向上させるはずでした。しかし、市場調査会社uSampの最新調査によると、長年愛用されてきたソーシャルネットワーキング、モバイル、コラボレーションテクノロジーの一部が、実際には貴重な時間を奪っていることが示されています。職場での中断の60%は、メール、ソーシャルネットワーク、テキストメッセージ、あるいは単に複数のアプリケーションでウィンドウを切り替えることによるものです。
米国の従業員500人を対象とした調査では、従業員の53%が1日あたり少なくとも1時間、様々な気晴らしに時間を浪費していることが明らかになりました。これは、一人当たり年間1万ドル以上の生産性の損失に相当します(平均時給30ドルを考慮)。
「この調査は、非常に気が散りやすい職場環境を皮肉な形で浮き彫りにしています。少なくとも部分的には時間節約のために設計された情報技術が、実際には全く逆の効果をもたらしているのです。私たちが仕事をするために頼りにしているツールそのものが、その使命を阻害しているのです」と、この調査を委託したメールスタートアップ企業harmon.ieの共同創業者兼CEO、ヤアコフ・コーエン氏は述べています。
調査によると、回答者の23%がメールに気を取られていると回答し、9%がFacebookでの個人的な活動を挙げました。インスタントメッセージは6%、次いでテキストメッセージ(5%)、ウェブ検索(3%)でした。
さらに、調査では、人々は電子メール、デスクトップ、またはストレージデバイスで文書を探すのに平均して 1 週間あたり 2 時間強を費やしていることがわかりました。
また、テクノロジーのせいで私たちはより無礼になってきており、3分の2の人が、電子メール(48%)、電話(35%)、IM(28%)、ソーシャルネットワークのステータスの更新(12%)、ツイート(9%)のいずれかで誰かとコミュニケーションを取るために会議を中断すると答えています。
さらに興味深いのは、回答者の85%が上司に指示されたときだけモバイルデバイスの電源を切ると回答していることです。あなたはどうですか?