
サンフランシスコは住宅所有者が光熱費の不安を解消できるようEnergySavvyと提携
ジョン・クック著
EnergySavvyはサンフランシスコ市と契約を締結し、ベイエリアに進出します。この契約では、専門的なオンライン住宅診断を通じて住宅所有者のエネルギーコスト削減を支援します。このプログラムにより、住民は市内の他の住宅とエネルギー使用量を比較し、エネルギーリベートや請負業者に関する情報を受け取ることができます。
また、出窓などのサンフランシスコ特有の建物構造や、気温が低くなる可能性のある霧帯などの特定の気象パターンも考慮して設計されています。
「サンフランシスコは気候が非常に温暖なことで知られており、そのため、他の地域に比べて暖房需要のわずかな変化に非常に敏感で、エネルギー使用量が変動します」と、EnergySavvyのCEO、アーロン・ゴールドフェダー氏はGeekWireに語った。「そこで私たちは、霧帯を微気候の指標として用い、暖房度日(HDD)の推定値に定量的に換算しています。HDDとは建築科学用語で、適用可能な気象パターンに基づいて、建物内にどれくらいの暖房が必要かを大まかに示します。これにより、住宅のその他の特性に基づいて、現在のエネルギー使用量、そして省エネ、節約、そして賢明な改修の可能性を推定することが可能になります。」
EnergySavvyはサンフランシスコに加え、シャーロッツビルおよびバージニア州北部の都市圏市場を対象とするLocal Energy Alliance Programとの契約も発表しました。同社の他の顧客には、オレゴン州のClean Energy Works、シアトルのCommunity Power Works、そしてENERGY STARと提携しているUtah Home Performanceが含まれます。
EnergySavvyは最近チームを拡大しており、最近ではMicrosoftで11年の経験を持つチャーリー・エリスが加わりました。同社は、元Microsoft社員のアーロン・ゴールドフェダー、元Amazon.comおよびRedfin社員のレオ・シュクロフスキー、そして元aQuantive幹部のカール・シーブレヒトによって設立されました。
GeekWire の以前の記事:「データ炉:家庭暖房の次の大ブームか?」