
女性ベンチャーキャピタルファンドがメッセージングスタートアップのIvy Corp.を支援。
ジョン・クック著
GeekWire の取材によると、女性起業家に重点を置く新しいベンチャーキャピタルファンドが、職場でのチームのコミュニケーション方法の変革に取り組んでいるレドモンドの企業、Ivy Corp. に初の投資を行ったという。
パロアルト、ポートランド、ロサンゼルスにオフィスを構えるウィメンズ・ベンチャーキャピタル・ファンドは、同社の新たな88万7000ドルの投資ラウンドの出資者の一つです。投資条件は非公開ですが、この投資の結果、シリコンバレーのベンチャーキャピタリスト、ヘレン・マッケンジー氏が同社の取締役に就任しました。
Ivy は、元 AT&T Wireless および McCaw Cellular 副社長で、以前は RadioFrame Networks の最高技術責任者を務めていた創設者兼 CEO の Mary Jesse が率いています。
この資金は、同時双方向のグループメッセージングを提供する新製品「Ivytalk」のマーケティングに使用される予定だ。
このサービスはメッセージをインテリジェントにルーティングするように設計されており、たとえば 1 つの電子メールが、電子メール、SMS、Facebook など、希望する方法ですべての対象者に届きます。
「Ivytalk は他のシステムでは満たせない方法でコミュニケーションのニーズを満たしていると、お客様から継続的に聞きます」と Jesse 氏は GeekWire に語っています。
Ivyの最高技術責任者(CTO)は、ソフトウェアコンサルティング会社IS Squaredの創業者兼CEOであるスティーブ・ノックス氏です。彼は以前、Fluke Corp.でソフトウェアエンジニアとして勤務していました。アドバイザーには、元Clearwire CEOで、現在はクレイグ・マッコー氏のイーグルリバー・ホールディングスのパートナーを務めるニック・カウザー氏が含まれています。
名前の通り、ウィメンズ・ベンチャーキャピタル・ファンドは女性起業家をターゲットとしています。同社のウェブサイトでは、そのミッションについて以下のように説明されています。
「このファンドは、女性創業者の拡大するパイプラインと、ジェンダー多様性に富んだ経営陣が、資本効率が高く、高い成長率を誇る企業を創出しているという点に着目しています。この結びつきが、富の創造における壮大な機会をもたらすと考えています。」