
シアトル地域のスタートアップ企業PetHubとPebblebee、ペット追跡タグをめぐり契約紛争
シアトル地域のスタートアップ企業PetHubとPebblebee、ペット追跡タグをめぐり契約紛争

裁判記録によると、PetHubはPebblebeeと技術開発契約を締結した後、PetHub Signal追跡タグを発表した。画像はPR Newswireより。
トッド・ビショップ著

ペットIDタグ会社PetHubは、追跡技術の新興企業Pebblebeeに対して訴訟を起こし、ビジネスパートナーがPetHubブランドで販売するペット追跡タグとそれに付随するスマートフォンアプリを開発するという契約条件を遵守しなかったと主張している。
3月15日にシアトルのキング郡上級裁判所に提訴されたPetHubの訴訟では、Pebblebeeが契約に違反して競合製品を販売したとも主張している。PetHubは契約違反やその他の主張を主張し、裁判で金額の明示されていない損害賠償を求めている。
PebblebeeのCEO、ダニエル・ダウラ氏は本日、GeekWireに対し、訴訟における主張を実質的に否定する回答書を提出中であり、契約違反に対する反訴も提起していると語った。ダウラ氏は係争中の訴訟についてこれ以上のコメントを控えた。
両社はワシントン州ベルビューに拠点を置いている。訴状によると、この紛争は2014年7月に遡る。当時、PetHubはPebblebeeと電子IDタグの開発契約を締結し、PetHub Signalを発表した。PetHubの創業者兼CEOであるトム・アーノルド氏はコメントを控えた。
訴訟において、PetHubは、追跡タグのバッテリーが約束の1年ではなく2週間で消耗したと主張している。また、タグのソフトウェアが正常に動作せず、約束されていたスマートフォンアプリが契約要件に沿って開発されていなかったとも主張している。