
チャート:モバイルへのVC投資の10年間を振り返る
チャート:モバイルへのVC投資の10年間を振り返る
ジョン・クック著
想像しにくいかもしれませんが、モバイル業界はまだ比較的新しい分野です。そして、そのことを如実に物語っているのが、ブティック投資銀行Rutbergによる過去10年間のモバイル分野へのベンチャーキャピタル投資を分析した最新の調査です。
そして彼らは何を発見したのでしょうか?
実のところ、2001年以降、モバイル企業にはおよそ340億ドルが投資されており、その投資の一部は540億ドルの「出口価値」を生み出している。
「私たちは今、モバイルコンピューティングが消費者の生活様式や企業の運営方法を大きく変える10年サイクルの始まりにいる」と、Rutbergの研究者たちは7月のモバイルレポートで述べている。「PCインターネットは、モバイルで何が起こるかの『予行演習』であり、モバイルコンピューティングにおける予期せぬ応用は、これまでのインターネットの応用を上回るだろう。」
面白そうですよね?
しかし先週のプレゼンテーションで、シアトルのモバイル業界で将来有望な企業を挙げるように言われました。その場では、なかなか名前を挙げることができませんでした。
これは、ワイヤレス技術に関して長年イノベーションの温床となってきたシアトルのモバイル業界が直面している問題の一つを物語っています。シアトル地域における次世代のワイヤレス企業はどこにあるのでしょうか?
下のグラフによると、シアトルにおける最後の大きなモバイル取引は、Amdocs による Qpass の買収でした。