
サムスンGear VRにコントローラーが登場、モバイル・ワールド・コングレスでバーチャルの力を見せつける
ナット・レヴィ著

Samsung の Gear VR は、Oculus 搭載ヘッドセットに付随するコントローラーを近々発売すると発表し、他の仮想現実製品に加わることになる。
今週バルセロナで開催されたモバイル ワールド コングレスで発表され、Oculus の Web サイトでも詳細が紹介されているこのコントローラーには、タッチパッドとトリガーのほか、ホーム、音量、戻るボタンが搭載されており、アプリの操作や、狙いを定めたり、撃ったり、アイテムを掴んだりといった操作が簡単に行えるようになる。
昨年、Oculusは待望のRiftヘッドセット用Touchコントローラーをリリースしました。Riftは今日の技術を採用した初のフルパワーVRヘッドセットでしたが、その後すぐにHTC ViveやSony PlayStation VRもコントローラーを同梱して発売され、他の製品も続々と登場しました。
OculusとSamsungは、コントローラーの発売日や価格については何も明らかにしていません。しかし、コントローラーは既存のヘッドセットと互換性があり、別売りで販売されることは分かっています。
Gear VR チームは、コントローラーの機能を活用した 70 以上の新しいゲームに取り組んでおり、Oculus は、コントローラー用のソフトウェア開発キットを間もなく公開し、他のユーザーがプラットフォーム上で独自の体験を構築できるようにすると発表しました。
サムスンはMWCで、新型Gear VRコントローラーに加え、Galaxy S8スマートフォンの発売日と新型タブレット2機種を発表しました。また、モバイルショーケースでは、同社のC-Labで構想された最新のバーチャルリアリティ技術をいくつか展示しています。以下に、それらのプロジェクトをご紹介します。
- Relúmĭno: 視覚障害のある人がより鮮明にテレビを視聴したり読んだりできるように設計されたアプリ。
- モニターレス: スマートフォン、コンピューター、その他のデバイスに接続し、画面なしでメガネを通してコンテンツを見ることができるサングラス。
- VuildUs: ユーザーが自宅をスキャンし、購入した新しい家具が部屋にどのように見えるかを計画できるアプリ。
- TraVRer: 旅行のプレビューや過去の体験を回想できるように設計された 360 度仮想旅行アプリ。