
ChefとMicrosoftがAzureの自動化強化に協力
ブレア・ハンリー・フランク著
MicrosoftとChefは本日、企業のクラウドワークロードの自動化とAzureクラウドへの移行を支援することに重点を置いたパートナーシップを発表しました。このパートナーシップは、ChefのプラットフォームとMicrosoftのテクノロジーを統合するために1年間にわたって取り組んできた取り組みに基づいています。
この契約の一環として、ChefとMicrosoftはAzure、Visual Studio、Windows PowerShell DSC向けのネイティブ自動化ツールの開発で協力します。シアトルに拠点を置く両社は今年、オンプレミスインフラとAzureクラウドの両方でワークロードの自動化を実現する顧客支援と、より多くのワークロードをAzureへ容易に移行するための支援に注力します。
さらに、Chef社はMicrosoft社の営業担当者に対し、自動化、DevOpsプラクティス、Azureに関する顧客対応を支援するためのトレーニングを提供します。また、Chef社は、業界イベント、コミュニティミートアップ、デジタルチャネルなど、Microsoft社の様々なチャネルを通じて、開発と運用を融合させる一連の技術と哲学であるDevOpsに関する教育も提供します。その一環として、両社は3月19日に共同ウェビナーを開催し、Chef社とAzureの技術統合をデモンストレーションします。
「高速ITとは、DevOps、クラウド、そして自動化のことです。これらはすべて、企業がデジタル顧客の需要を継続的に満たし、それを上回るためには不可欠です」と、ChefのCEO、バリー・クリスト氏はプレスリリースで述べています。「マイクロソフトとの協業は、企業に高速ITをもたらすことを目指しています。」
これは、マイクロソフトのクラウドへの野心にとって重要な提携です。Azureは大企業に最も人気があり、オンプレミスのインフラストラクチャからパブリッククラウドへのワークロードの移行を容易にするツールをこれらの企業に提供することで、マイクロソフトの事業拡大につながるはずです。