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広告収入で支えられるインターネット企業が510万人の雇用を創出

広告収入で支えられるインターネット企業が510万人の雇用を創出

ジョン・クック


インタラクティブ広告協会(IAB)の最新報告書によると、広告収入型インターネットビジネスは現在、米国で510万人の雇用を生み出しており、4年前の2倍以上に増加しています。ハーバード大学の研究者らが実施したこの調査では、この業界が昨年、米国経済に5,300億ドルの貢献をしたことも明らかになりました。これは2007年のほぼ2倍の額です。

「インターネットの進化とダイナミズムによる経済への大きな影響は、この調査によって実証されました」と、この調査を実施したハーバード大学教授のジョン・デイトン氏は述べています。「かつてはオフィスや自宅を世界とつなぐ大型デスクトップマシンからしかアクセスできなかったインターネットは、携帯電話やタブレットのおかげで、今やどこにでも存在するようになりました。そして将来を見据えると、常時接続や位置情報センサーといった機能は、常時接続と参加という機能を基盤とした技術開発や新たなユーザーエクスペリエンスにとって、予期せぬ機会を豊富にもたらす可能性を秘めています。」

添付のグラフが示すように、インターネット広告関連の仕事ではニューヨーク州とカリフォルニア州がトップを占め、ワシントン州、マサチューセッツ州、イリノイ州がそれに続いています。実際、9つの州でこの業界の雇用の72%を占めています。

調査の全文はこちらをご覧ください。

Iabレポート 2012年9月24日 4clr v1