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Twitterは公開データとユーザーのプライバシーのバランスを取ろうとしているとデータ戦略担当副社長が語る

Twitterは公開データとユーザーのプライバシーのバランスを取ろうとしているとデータ戦略担当副社長が語る

クレア・マクグレイン

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Twitter のデータ戦略担当副社長、クリス・ムーディ氏がシアトルで開催された Simply Measured の LIFT 2016 カンファレンスで講演しています。

Twitterにとって、今年はまさに激動の一年でした。このソーシャルメディア界の巨人は、過去数ヶ月間、成功と失敗を繰り返しながら、新たな進化の段階へと適応し、従来の体制や訴求力を大きく見直してきました。

そのような分野の一つがデータ共有です。本日シアトルで講演したTwitterのデータ戦略担当副社長、クリス・ムーディ氏は、Twitterが公共と民間のプラットフォームとしての地位を確立し、豊富な公共・民間データを保有していることから、同社はデータの利用方法を綿密に検討する必要があると述べました。

「Twitterの特別な点は、情報が公開されていることだと思います」とムーディー氏は述べた。「それが私たちのデータ事業の大きな要素です。結局のところ、Twitterの言葉を鵜呑みにする必要はなく、自分でデータを見ることができるからです。」

「しかし同時に、人々、特に企業がそれにますます慣れてきたため、彼らは限界を超えようとし、時にはユーザーの私生活を侵害するような方法でデータを利用したいと考えている」とムーディー氏は述べた。

「それが私たちにとってのバランスであり、課題なのです」と彼は言った。「Twitterでユーザーが得ている素晴らしい体験を決して損なうことなく、イノベーションを推進し続けるにはどうすればよいのでしょうか?」彼はすぐには答えなかったが、ユーザーのプライバシーが同社にとって重要な課題であることは明言した。

ムーディー氏はまた、ツイッターのダイレクトメッセージングプラットフォームのような「ダーク」ソーシャルチャンネルがユーザーや企業の間でますます人気が高まっており、より複雑なデータ状況を生み出していると述べた。

ムーディー氏は本日、シアトルを拠点とするソーシャルマーケティング分析会社Simply Measuredが主催するLift 2016カンファレンスで講演しました。関連ニュースとして、Simply Measuredは、メッセンジャーアプリ、メール、SMSなどのダークソーシャルメディアプラットフォームでのシェアを含むソーシャルメディア投稿から、特定の収益額を追跡できる新しい分析ソリューションのリリースを発表しました。