
Google Cloudは2017年初頭にGPUサービスを追加する予定
ダン・リッチマン著
本日のブログ投稿によると、Google Cloudは驚くべき遅さで、来年初めにGPU(グラフィック・プロセッシング・ユニット)をサービスとして追加する予定だ。Amazon Web Services、Microsoft Azure、IBMのBluemixはいずれも既にGPUをサービスとして提供している。
しかし、Googleは提供しているGPUの多様性で差別化を図っているのかもしれない。AMD FirePro S9300 x2に加え、NVIDIA TeslaのP100とK80という2つのGPUも含まれる。また、Googleは時間単位ではなく分単位で課金するため、短時間しかGPUを必要としない顧客にとって、より手頃な価格でGPUを利用できる。
クラウド上のCPUベースのマシンは汎用コンピューティングには適していますが、レンダリングや大規模シミュレーションといった特定のタスクは、専用プロセッサの方がはるかに高速だとGoogleは説明しています。GPUはCPUの数百倍もの計算コアを搭載しており、リスク分析、分子結合の研究、タービンブレードの形状最適化などに優れています。
Google の GPU サービスは、2017 年初頭に Google Compute Engine および Google Cloud Machine Learning を通じて利用可能になる予定です。
また、Googleはクラウドベースの機械学習サービスの提供に特化した機械学習グループを設立したと発表しました。このグループは、スタンフォード大学AIラボのディレクターであるフェイフェイ・リー氏と、Snapchatの研究ディレクターであるジア・リー氏が率います。また、Googleはテキスト分析サービスである自然言語APIをリリースしました。