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マイクロソフトCEOのサティア・ナデラ氏は依然として戦略を「定義し調整中」だと会長のジョン・トンプソン氏が語る

マイクロソフトCEOのサティア・ナデラ氏は依然として戦略を「定義し調整中」だと会長のジョン・トンプソン氏が語る

トッド・ビショップ

トンプソン
マイクロソフト会長ジョン・トンプソン氏、ナデラ氏(左)、元マイクロソフトCEOスティーブ・バルマー氏。(マイクロソフトファイル写真)

外部から見ると、サティア ナデラ氏がすでにマイクロソフト社内で変革を起こし、「モバイル ファースト、クラウド ファースト」戦略を採用し、同社が過去には避けたり遅らせたりしたかもしれない決断を下したように見えるかもしれない。

しかし、マイクロソフトの新CEOは依然として同社の長期戦略に取り組んでおり、その結果は今後数カ月で外部に明らかになるだろう。

これは、マイクロソフトの共同創設者であるビル・ゲイツ氏が社内の顧問としてより幅広い役割を担うなか、同社会長の職を引き継いだ取締役のジョン・トンプソン氏の言葉である。

「サティア氏はまだ、会社の最終的な戦略がどうあるべきかを定義し、調整しているところですが、今後3~6カ月の間に、それが市場全体にもっとはっきりと見えてくるようになるでしょう」とトンプソン氏は今朝公開されたウォール・ストリート・ジャーナル紙のインタビューで語った。

トンプソン氏は、社内の雰囲気はすでに変化していると述べた。

「1、2年前と比べて、今の環境は大きく変わっているでしょう」とトンプソン氏は述べた。「マイクロソフトの従業員、特に数万人のエンジニアは、サティアのような経歴を持つ人物が会社を率い、導き、そして経営してくれることを大変喜んでいます。ビルはサティアの期待通り、会社に深く関わってくれています。」