
アップルの「App Store」商標、欧州でマイクロソフト、HTC、ノキア、ソニー・エリクソンが異議を申し立てる
アップルの「App Store」商標、欧州でマイクロソフト、HTC、ノキア、ソニー・エリクソンが異議を申し立てる
トッド・ビショップ著
マイクロソフトとその主要モバイルパートナー3社(HTC、ノキア、ソニー・エリクソン)は本日、欧州でアップルの「App Store」および「Appstore」という商標の無効化を求める訴訟を起こした。これは、急成長するモバイル経済の中心にあるこの商標の権利をめぐる争いにおける、最新の動きである。
レドモンド社とそのパートナーは欧州への提出書類の中で、商標は独自性が欠けているためアップルに付与されるべきではなかったと主張している。
Android向け「Appstore」の名称をめぐって米国でAppleから訴えられたAmazonは、先月欧州でも同様の訴訟を起こした。
マイクロソフトはまた、米国で「App Store」をめぐるアップルの主張に異議を唱え、同商標はあまりにも一般的であり、知的財産権の保護を受ける資格がないとして、商標登録の阻止を求めている。
Appleは、一般の人々は「App Store」といえば自社のモバイルマーケットプレイスを連想し、競合他社の多くは、自社のWindows Phone Marketplaceを持つMicrosoftを含め、代わりの名称を見つけるのに苦労していないと主張している。