
マイクロソフトの新しいXbox Entertainment Studiosがオリジナルコンテンツに参入
テイラー・ソパー著

マイクロソフトは既に、Xbox 360を単なるビデオゲーム機以上の存在へと進化させるべく、様々な取り組みを進めています。そして今、 その取り組みをさらに加速させるべく、公式エンターテイメント
本日開催されたAllThingsD D:Dive Into Mediaイベントで、マイクロソフトのナンシー・テレム氏が、ロサンゼルスに拠点を置く同社の新スタジオ「Xbox Entertainment Studios」の詳細を明らかにしました。マイクロソフトのエンターテインメントおよびデジタルメディア担当プレジデントであるテレム氏は、このスタジオの運営を統括しています。同社によると、同社はこのスタジオでXbox向けに、よりインタラクティブなコンテンツの制作に取り組んでおり、「エンターテインメントコンテンツの体験と配信方法を変革する」としています。
Xbox Entertainment Studios は、昨夜のグラミー賞のレッドカーペット放送や昨年の選挙報道のライブストリーミングと同様のインタラクティブなライブイベントも監督します。
「従来のテレビ業界で働いていた頃は、『番組にインタラクティブな要素を直接取り入れて、視聴者と直接交流できたらクールじゃないか』といったことをよく言っていました」と、テレム氏はマイクロソフトの記事で述べています。「Xboxがあれば、それが今や可能になるのです。」
マイクロソフトは今年、Xbox向けに音声制御によるカスタマイズ可能なテレビやエンターテイメントアプリを40種類以上リリースする予定です。テルム氏は、ユーザーはこれらのコンテンツを有料で利用できるものの、既存の月額料金にバンドルされる可能性もあると付け加えました。
テルム氏は9月に採用され、1997年からCBSに勤務し、1998年から2009年まで同社のエンターテインメント部門を率いていた。
AmazonやNetflixといった企業とXboxがどのように競合していくのか、興味深いところです。AmazonとNetflixはどちらも独自の独占コンテンツの制作を開始しています。Amazonは最近、CBSおよびPBSとのストリーミング契約を発表し、Netflixは独自のオリジナルシリーズ「ハウス・オブ・カード」をプレミア公開しました。Amazonは独自のコメディシリーズも制作しています。
Microsoft はまた、プロジェクターと Windows 用 Kinect を使用してゲームプレイをテレビだけでなく部屋全体に拡張する研究用プロトタイプである IllumiRoom にも取り組んでいます。