
スナップチャットの親会社が上場企業として第1四半期に巨額損失を計上、スナップ株が急落
ナット・レヴィ著

スナップチャットの親会社であるスナップは秘密主義の評判を築いてきたが、株式公開企業となった今、投資家に対してすべてを明らかにしなければならない。
スナップは水曜日に初めて四半期決算を発表し、売上高とユーザー数の増加率はウォール街の予想を大きく下回った。その結果、同社の株価は大幅に下落し、時間外取引では22%以上下落した。
スナップは売上高1億4,965万ドルを計上し、前年同期比で約300%増、1日あたりのアクティブユーザー数は前年同期比22%増の1億6,600万人となった。スナップは第3四半期に22億ドルの損失(調整後1株当たり20セントの損失)を計上したが、そのうち約20億ドルは3月のIPOに関連する株式報酬費用によるものだと同社は発表した。
ヤフー・ファイナンスが事前に調査したアナリストらは、スナップが1億5,798万ドルの収益に対して1株当たり19セントの損失を計上すると予想していた。
上場企業にとって、第一四半期はしばしば厳しい時期となりがちです。CNBCによると、ソーシャルメディア大手のFacebook、Twitter、Yelp、LinkedInは、最初の決算発表後に株価が大きく下落しました。各社の株価は、翌日には約10%以上下落しました。
鍵となるのは、スナップが今後どのように回復するかだ。ツイッターは当初の落ち込みを完全には回復できなかったが、フェイスブックの株価は初値38ドルの4倍近くで取引されている。
Snapchatはソーシャルメディア分野で熾烈な競争に直面しており、多くの企業がSnapchatの人気機能、特にストーリーとほぼ同等の機能を開発しています。Facebookは直近の決算説明会で、ストーリーのクローンであるInstagram Storiesの1日あたりアクティブユーザー数が2億人を超えたと発表しました。これはSnapchatのユーザーベース全体を上回る数字です。ストーリーは、ブランドがユーザーの投稿の合間に広告を購入して掲載できるため、Snapchatにとって貴重な機能です。