
Airbnbがポートランドにエンジニアリングセンターを開設、サンフランシスコ以外では初
テイラー・ソパー著

Airbnbはサンフランシスコ以外で初のエンジニアリングセンターを開設する。
ベイエリアに拠点を置くホスピタリティ企業Airbnbは本日、ポートランドにある既存オフィスを拡張し、プロダクトチームとエンジニアリングチームを増員すると発表しました。Airbnbがエンジニア、プロダクトマネージャー、デザイナー、ユーザビリティリサーチャー、データサイエンティストを本社以外の場所に配置するのは、今回が初めてとなります。
約1年前、Airbnbはポートランドのダウンタウン、ブラーゲン・ブロック・ビルに北米事業本部を開設しました。現在、200名のスタッフがそこで勤務し、主に顧客体験の向上に注力しています。
現在、Airbnbはポートランドオフィスに少数のエンジニアとデザイナーを追加し、将来的にチームを拡大する計画だ。
「ポートランドには素晴らしいコミュニティ意識と急成長中のテクノロジーシーンがあります。だからこそ、サンフランシスコ本社以外で初めてポートランドに製品・エンジニアリングオフィスを開設できることを大変嬉しく思っています」と、Airbnbのエンジニアリング担当バイスプレジデント、マイク・カーティス氏は声明で述べています。「チームを拡大し、太平洋岸北西部に新たな拠点を構えることを楽しみにしています。」
同社は、Google、Twitter、Salesforce、Uber、Lyftといった大手IT企業がオフィスを構えるシアトルにエンジニアリングセンターを開設する計画があるかどうかについてはコメントを控えた。Googleはポートランドにもオフィスを構えており、最近拡張した。Salesforce、eBay、New Relicなどもポートランドにオフィスを構えている。Amazonは10月にエレメンタル・テクノロジーズを2億9600万ドルで買収したことで、シアトルに拠点を構えている。
Airbnbは、人々がアパートや家を旅行者に貸し出すサービスで、2014年7月にポートランドで合法化されました。その4か月前、Airbnbはポートランドを同社初の「シェアシティ」に選定しました。これは、「関連性のある具体的な行動とパートナーシップを通じて、市民リーダーと地域社会がよりシェアしやすく、より住みやすい都市づくりを支援する」取り組みの一環です。
Airbnb のポートランドオフィスの内部をご紹介します。