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ワシントンポストの政治ブロガーがAmazonのAlexa向け独占コンテンツの執筆を開始

ワシントンポストの政治ブロガーがAmazonのAlexa向け独占コンテンツの執筆を開始

トッド・ビショップ

ワシントン・ポストの政治ブロガー、クリス・シリッツァ
ワシントン・ポストの政治ブロガー、クリス・シリッツァ

アマゾンCEOジェフ・ベゾスが所有するワシントン・ポストは、シアトルを拠点とするこのテクノロジー大手と新たなコラボレーションを開始する。今回は政治を取り上げている。

Amazon Echoスマートスピーカーのユーザーは、ワシントン・ポストの政治ブロガー、クリス・シリッツァ氏が同社のバーチャルアシスタント「Alexa」専用に作成した選挙ニュースやコンテンツにアクセスできるようになりました。Amazonは今週、Echoユーザー向けにメールでこのニュースを発表しました。

Cillizzaの政治ブログ記事は、すべてAlexaの音声で読み上げられます。GeekWireの寄稿者で、Echo常連のFrank Catalano氏は今朝これを試用し、「例えばAlexaがヒラリー・クリントン氏の発言をそのまま引用すると、少し奇妙に感じる」と指摘しています。彼は「まるでNPRのニーナ・トーテンバーグが口頭弁論中に最高裁判事の発言を引用しているような感じですが、実際には抑揚や個性がないのです」と説明しています。

Echoユーザーは、Alexaアプリの「設定」から「フラッシュブリーフィング」を選択し、ワシントン・ポストをオンにすることで、このコンテンツを有効にできます。その後、「アレクサ、フラッシュブリーフィングって何?」と尋ねてください。

これは、Alexa経由でEchoユーザーが利用できるニュースコンテンツのほんの一部だが、ブロガーがバーチャルアシスタント専用のコンテンツを書くという発想は、ワシントン・ポストがベゾス氏のリーダーシップのもとでいかに実験的なメディアとなっているかを強調する興味深い展開だ。

こうした実験はAmazonとの提携によって行われる場合もあり、例えばAmazonのFireタブレットユーザーに6ヶ月間無料で提供されるワシントン・ポストアプリなどがその例です。ベゾス氏はワシントン・ポストの幹部らとブレインストーミングを行い、アイデアを生み出しています。中には、結局実現に至らなかった非常に質の低いアイデアも含まれています。