
フェイスブックでトランプ大統領を脅迫したエジプト人が米国の飛行学校に入学、国外追放へ
フェイスブックでトランプ大統領を脅迫したエジプト人が米国の飛行学校に入学、国外追放へ

写真はウィキペディア/ドナルド・トランプより。
グレッグ・サンドバル著

ガーディアン紙の記事によると、米国の飛行学校に在籍するエジプト人学生が、ドナルド・トランプ大統領に対する脅迫コメントをフェイスブックに投稿したため拘束され、国外追放の危機に直面している。
エマド・エル=サイード氏は自身のフェイスブックページで、「この男を殺害した罪で終身刑に服しても構わない」と述べ、そのような行為は「世界に貢献することになる」と付け加えた。その後、このコメントは削除された。
トランプ氏は、様々な民族や宗教コミュニティを怒らせるような物議を醸す発言を数多く行ってきた。当選すれば、イスラム教徒の米国入国を禁止すると述べている。
FBIがエル=サイード氏を捜査・尋問した後、法執行機関は訴追を見送ったものの、彼のビザは取り消された。ガーディアン紙によると、エル=サイード氏は10月からロサンゼルスのユニバーサル・エア・アカデミーに通っていた。同飛行学校のマネージャーの一人がエル=サイード氏のFacebookのコメントを見てFBIに通報した。
米国大統領または大統領候補に対する脅迫は、法執行機関によって深刻に受け止められています。米国大統領、大統領の家族、そして大統領候補を脅迫することは重罪です。米国の飛行学校に在籍する外国人がFacebookに脅迫文を投稿した事件は、まさに懲役刑に値すると言えるでしょう。
9.11同時多発テロの際、航空機をハイジャックし世界貿易センタービルやペンタゴンに突っ込んだ男たちの中には、外国生まれの航空学校の生徒も含まれていた。