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シアトルのバイオテクノロジー企業Silverback TherapeuticsがIPOの条件を決定、最大1億5100万ドルの調達を目指す

シアトルのバイオテクノロジー企業Silverback TherapeuticsがIPOの条件を決定、最大1億5100万ドルの調達を目指す

テイラー・ソパー

シルバーバック・セラピューティクスのCEO、ローラ・ショーバー氏。(シルバーバック写真)

シアトルに本社を置くシルバーバック・セラピューティクスは月曜日、新規株式公開(IPO)に関する最新の申請書の中で、新規株式公開(IPO)で最大1億5180万ドルを調達する計画だと発表した。

バイオテクノロジー企業は、1株当たり17~19ドルで695万株の売却を目指す。提案された株価レンジの中央値では、時価総額は5億6,600万ドルとなる。

2016年に設立されたシルバーバックは、ImmunoTACと呼ばれる独自の技術プラットフォームを活用し、健康な組織へのダメージを回避しながら特定の疾患領域を標的とする治療法を開発しています。主力製品候補であるSBT6050は、モノクローナル抗体を用いて乳がん、胃がん、肺がんを標的としています。IPO申請書によると、現在、第1/1b相臨床試験を実施中です。

シルバーバックは非公開企業としての創業以来、ベンチャーキャピタルから2億1000万ドルを調達しており、その中にはEcoR1 Capitalが主導した9月の8500万ドルの資金調達や、US Venture Partnersが主導した3月の7850万ドルの資金調達が含まれている。

同社は、4月にCEOに就任したベテランバイオテクノロジー企業の幹部であり起業家でもあるローラ・ショーバー氏がCEOを務めています。同社はナスダック市場で「SBTX」のティッカーシンボルで取引される予定です。

シルバーバックは、ヘルステック系スタートアップ企業のアコレード、マーケティング系スタートアップ企業のズームインフォ、そして9月に株式を公開したシアトルを拠点とするバイオテクノロジー企業アシーラ・ファーマに続き、今年株式を公開するワシントン州企業としては4社目となる。