
エド・フリースのHalo 2600がスミソニアン美術館に収蔵
テイラー・ソパー著

ビデオゲームがスミソニアン・アメリカン美術館に展示されており、新しい常設コレクションに加わる最初の 2 つのタイトルはシアトルに由来するものである。
エド・フリーズ氏のHalo 2600もその一つだ。ビデオゲームの第一人者であり、スタートアップアドバイザーでもあるフリーズ氏は、初代Xboxの開発・発売当時からマイクロソフトのゲーム事業の責任者を務め、3年前、余暇を利用してAtari 2600向けにこの自作ゲームを開発した。
フリースは自身のFacebookページにこう投稿した。「Halo 2600は、スミソニアン・アメリカン・アート・ミュージアムの正式なコレクションとなりました。これで私もアーティストと言えるのでしょうか?」
スミソニアン博物館は、クラシックなAtariコンソールと壮大なHaloシリーズの両方に敬意を表したHalo 2600について、「フライズ氏はテクノロジーと創造性の絶え間なく変化する関係性を示している」と述べています。Halo 2600は、こちらから無料でプレイできます。
一方、「フラワー」は4 年前にThat Game CompanyからPlayStation 3向けにリリースされました。広大なフィールドで風の役割を演じるというユニークなゲームで、ファンと批評家の両方から高い評価を得ました。スミソニアン博物館は、このゲームを「インタラクティブ性と芸術の発展における重要な瞬間を象徴している」と評しています。
シアトル出身のジョン・エドワーズは、That Game Company の主任プログラマーで、『Flower』の開発に携わった。
両方のビデオゲームが DC を拠点とするスミソニアン博物館に永久展示されたことは、ビデオゲームが芸術形式であるという考えをさらに裏付けるものとなった。
「この2つのゲームを同時に常設コレクションに加えることは特筆すべきことです」と、同美術館の映画・メディアアート担当キュレーター、マイケル・マンスフィールド氏は声明で述べた。「 『フラワー』の豊かで感情豊かな風景と、 『Halo 2600』 の精緻なフィギュアとメカニクスという、 視覚的なアプローチは大きく異なるかもしれませんが、これらの作品を合わせることで、ビデオゲームの豊かな創造力とコンセプトの可能性を際立たせています。」
『フラワー』と『Halo 2600』はともに、スミソニアン博物館の全米規模の展示会「ビデオゲームの芸術」に展示されていた。この展示会は昨年シアトルに立ち寄り、現在は全国10都市を巡回している。