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アマゾンはテキサス州西部に同社史上最大の風力発電所を建設中だ。

アマゾンはテキサス州西部に同社史上最大の風力発電所を建設中だ。

モニカ・ニッケルズバーグ

(写真はShutterstockより)
(写真はShutterstockより)

アマゾン・ウェブ・サービスのクラウド・データセンターやアマゾンの事業の他の部分の旺盛なエネルギー需要を満たすため、同社はこれまでで最大の風力発電所を建設している。

アマゾンは木曜日のブログ投稿で、この施設には100基以上のタービンが設置され、「それぞれの直径はボーイング747の翼幅の2倍」になると述べた。

テキサス州西部のスカリー郡に計画されているこの風力発電所は、2017年末までに電力供給を開始する予定だ。年間100万メガワット時の風力エネルギーを生み出す予定だ。「これはアメリカの約9万世帯に1年間電力を供給するのに十分なエネルギーです」とアマゾンは述べている。

本日の発表はAWSと直接関係するものではありませんが、Amazonは2年前、すべてのデータセンターを再生可能エネルギーで稼働させる長期計画を発表しました。この約束を果たすため、同社はインディアナ州、オハイオ州、ノースカロライナ州に風力発電所を開設しました。また、バージニア州には太陽光発電所も保有しています。

マイクロソフト、グーグル、アップルなど他のテクノロジー大手も、膨大なデータ運用によって排出される二酸化炭素排出量を削減するという同様の取り組みを行っている。

昨夏、ノースカロライナ州の風力発電所を開設したAWSのインフラ担当副社長、ジェリー・ハンター氏は、Amazonのクラウド事業は「2016年末までに世界の再生可能エネルギー比率を40%にするという目標を達成する軌道に乗っている」と述べた。さらに、「まだ目標は達成には程遠い。AWSデータセンターに電力を供給する様々な電力網にクリーンエネルギーを供給するプロジェクトを今後も推進していく」と付け加えた。